こんにちは。ビタロウです。今回の記事では、東急ハーヴェストの基礎的な情報について解説します。「東急ハーヴェストと言うホテルがなんか良いらしい」など、まだ東急ハーヴェストのことを知らない人向けの内容です。
会員制のホテル
東急ハーヴェストは、会員制のホテルです。なので、”じゃらん”や”楽天トラベル”で予約して泊まれるような一般的ホテルとは異なります。また、会員制のホテルだけあって、内装やサービスのレベルは非常に高いです。
どうやったら泊まれるの?
会員権を持っている人には、チケットが配られます。このチケットを持っていれば宿泊可能です。チケットさえあれば誰でも宿泊可能です。
泊まれる人一覧
・会員(自分のチケットを自分で使う)
・会員の家族・知人(会員にチケットをもらう)
・第三者(ネットでチケットを購入する)
上記以外にも特別な泊まり方もあるようです。ただ、通常よりも予約が取りづらかったりと条件は悪くなる可能性があります。
・会社の福利厚生での宿泊
→福利厚生として法人がチケットを持っていて、そのチケットで宿泊。
・”じゃらん”や”楽天トラベル”で予約
→全施設のうち、約14施設が予約可能。価格は公式より高い。
ホテルの種類
東急ハーヴェストに大きく3つの種類があります。
- 1.通常のハーヴェスト
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通常のランクのホテルです。全国に21施設(2024年3月時点)があります。
- 2.ハイクラスのVIALAシリーズ
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ハイクラスのホテルです。全国に7施設(2024年3月時点)があります。基本的には、上記1の通常のハーヴェストの建物と同じ場所にあります。建物の中で「部屋によってVIALA or ハーヴェストのランク」が分かれており、フロント・レストラン・浴場などの共用施設はどの部屋に泊まっていても同じです。
上図だと、同じ敷地内に3つの建物があり、部屋ごとに「1.通常のハーヴェスト」「2.ハイクラスのVIALAシリーズ」のランクが分かれていて、黄色い共用部分はどの部屋の人でも利用できるイメージです。
高級な部屋に泊まるならハイクラスのVIALAと覚えておきましょう!
- 3.RESERVEシリーズ
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全国に3施設(2024年3月時点)しかなく、新しく始まったシリーズなので情報が出次第、更新します。以下が東急ハーヴェストの公式HPに記載があった内容です。おそらく、ハイクラスの部屋と思われます。
宿泊費用
宿泊費用は、ホテルのランク(「1.通常のハーヴェスト」「2.ハイクラスのVIALAシリーズ」)によって異なります。どのランクのホテルであっても、宿泊日により価格が変わりません。これはいいですね。
1.通常のハーヴェスト
分類 | 右記以外 | 京都鷹峯・那須Retreat ◆ | 熱海伊豆山・軽井沢・蓼科リゾート・
大人(13才以上) | 5,500円 | 6,300円 |
小人(4~12才) | 4,400円 | 4,900円 |
幼児(3才以下) | 無料 | 無料 |
上図が、料金表です。これは1泊素泊まりの料金です。概ね1人5,500円で宿泊できます。上記以外にも入湯税や京都市宿泊税など細かい料金があります。詳細は東急ハーヴェスト公式HPをご覧ください。
食事の料金はどうなるの?
上記の料金に、食事分を追加するイメージです。夕食だけ追加、朝食だけ追加と選ぶことが可能です。ホテルによってはブッフェ以外にコース料理を用意しているところもあります。
★重要★
ここまで読んで、「食事の有無で料金体系変わるのか。よくわからないな。」と思った人もおられるでしょう。予約後、食事を付ける場合は必ずホテルに電話することになります。要望を言えば、適切な宿泊プランを提示してもらえます。
食事のプランに関して、以下の記事で詳細を書いています。ご覧ください。
2.ハイクラスのVIALAシリーズ
VIALAシリーズは、ルームチャージ制です。「ホテル」・「部屋」ごとに値段が決まっており、それを支払うことになります。
上図は、VIALA鬼怒川渓翠の値段表です。このようにホテルごと、部屋ごとで値段が用意されています。ルームチャージ以外にも入湯税や京都市宿泊税など細かい料金があります。詳細は東急ハーヴェスト公式HPをご覧ください。
- ポイント1 「標準定員」と「定員」
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ホテルによっては、「標準定員」と「定員」の記載があるところがあります。※「定員」だけのところもあります。
標準定員は、ルームチャージ内で泊まれる人数。定員は、最大宿泊人数です。標準定員を超える人数が泊まる場合は追加の支払いが必要です。おおよそ、1人追加ごとに5,300円です。
- ポイント2 「VIALA会員利用料」「相互利用料」
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“ホーム”のチケットを使った場合はVIALA会員利用料になり、”相互”のチケットを使った場合は相互利用料になります。
「ホームと相互」については中級編の記事で解説します。
食事の料金はどうなるの?
「1.通常のハーヴェスト」と同様に食事は別途追加するイメージです。夕食のみ、朝食のみも可能です。食事プラン(夕食コース・朝食コースのプランなど)も用意されています。食事を付ける場合は必ずホテルに電話することになります。要望を言えば、適切な宿泊プランを提示してもらえます。
ビタロウ体験談(熱海伊豆山のVIALAに宿泊)
「夕食:ブッフェ、朝食:和食の御膳」にしたいと伝えたところ、「夕食:ブッフェ、朝食:ブッフェのプランに差額(300円程度)を支払うことで朝食:和食の御膳にできます。このプラン利用が適しているのでこの内容で予約します。」と提案頂けました。電話で相談すれば安心です。
利用できる部屋
利用できる部屋について、東急ハーヴェストはちょっと変わっているので、ここも解説しておきます。
まず、大前提の部分ですが「チケット1枚で1部屋しか予約できません。2部屋予約する場合は2枚のチケットが必要」です。その上で以下を見ていきます。
1.通常のハーヴェスト
通常のハーヴェストでは予約時に部屋を指定できません。どの部屋になるかは当日にならないとわかりません。ここがポイントです。以下の箱根甲子園の客室を使って説明します。
タイプ | 種類 | 人数 | 面積 |
ツイン | 洋室 | 2~3名様 | 34~37㎡ |
スタンダード | 洋室・和洋室・和室・和室(和室 + ベッド2台) | 4~5名様 | 41~46㎡ |
ファミリー | 和洋室・和室 | 5~7名様 | 51~75㎡ |
メゾネット | - | 7名様 | 68㎡ |
例①
2名1室で予約。一般的に考えれば「ツイン」の部屋になりそうですが、当日にスタンダードに案内された。
例②
7名1室で予約。「メゾネット」を希望していたが、「ファミリー」に案内された。
2.ハイクラスのVIALAシリーズ
VIALAシリーズは、部屋ごとにルームチャージがかかるので、予約時点でどの部屋に泊まるかは確定します。
まとめ
今回の記事では、東急ハーヴェストの基礎情報をお伝えしました。東急ハーヴェストは本当に良いホテルなので是非検討してみてください。
以下、関連記事です。
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