[2024年版]もらい忘れ注意!産後の乳児の医療費還付!

今回の記事では、多くの人が忘れがちな産後の乳児の医療費還付について記載します。

目次

乳児の医療費について

生まれてから1歳になるまでは、原則 医療費は無料です。以下のように負担してもらえるからです。

負担割合負担先
8割健康保険
2割市町村などの医療費助成

健康保険

フリーターやニートで国民健康保険に加入していないと言う人は以外は、全ての人が健康保険に加入しているはずです。

サラリーマン:企業が所属する健康保険組合
自営業など:国民健康保険

上記のどちらであっても、0歳の子供が医療を受けた場合は、8割を負担してもらい、自費での支払いは2割です。

市町村などの医療費助成

多くの市町村では0歳の子供の医療費助成を行っています。上記で記載した健康保険の自費支払いの2割を負担してくれるイメージです。

自治体によっては医療費助成がないので、必ず自分が住んでいる自治体の医療費助成について確認しましょう。

産後の手続きの流れ

子供が生まれた後に、様々な手続きが必要です。生まれてすぐに自動的に医療費が無料になる手続きがされるわけではありません。

全ての「健康保険組合」「自治体」で同じ手続きかはわかりませんが、私の経験を以下に記載します。

保険証入手(健康保険組合)

子供が生まれた後、出生届を役所に提出しました。その時、戸籍に関する資料を発行し、それを勤ている会社に提出することで、会社が所属している健康保険組合から「子供用の保険証」が送られてきました。

医療費の支払い時に、この保険証を見せると、自費での支払いが2割になります。

医療証入手(市町村などの医療費助成)

上記の「子供用の保険証」と「必要書類(市町村により異なる)」を持って、役所に行って手続きを行うことで、医療証をもらうことができました、

医療費の支払い時に、この「医療証」と「保険証」を見せると、自費での支払いがなく無料になります。

まとめ

「保険証」と「医療証」の入手タイミングと医療費の自費での支払いは以下のようになります。

医療費の還付手続き

ここからは本題の医療費の還付手続きについてです。手続きの方法は、「健康保険組合」や「自治体」によって異なるので、ここでは申請先とどの医療費について還付を受けるかを記載します。

健康保険組合への還付手続き

10割払ったうち、8割が還付される!

上記の図の通り「出産」~「保険証入手」までの期間に受けた医療費が対象です。窓口で10割支払いしている分について、健康保険組合が負担する8割が還付されます。還付の手続きは自分が所属する健康保険組合に問い合わせましょう。

通常、出産後は母子ともに1週間ほど入院すると思います。この時、子供に対して検査等で何かしら治療が発生してます。また、退院後に再度病院で子供の検診等があります。この時期は、おそらく保険証を持っていないので、この時に支払った医療費の8割が還付されます。
私の場合は、この還付申請で17,784円戻ってきました

私が所属する健康保険組合には「領収書」と「診療報酬明細書」が必要と言われました。「診療報酬明細書」は普通はもらえないので、病院に窓口で「診療報酬明細書をください!」と言う必要があります

市町村など自治体への還付手続き

10割払ったうち、2割が還付される!
2割払ったうち、全額が還付される!

上記の図の通り「出産」~「保険証入手」「保険証入手」~「医療証入手」までの期間に受けた医療費が対象です。

「出産」~「保険証入手」の部分は10割払ったうちの8割は健康保険組合で還付されるので、残りの2割が還付されます。
「保険証入手」~「医療証入手」の部分は2割払ったうちの全額が還付されます。

還付の手続きは自分が住んでいる自治体に問い合わせましょう。

私の場合は、この還付申請で6,066円戻ってきました

まとめ

今回は、もらい忘れがちな「保険証や医療証をもらう前に受けた子供の医療費の還付」について記載しました。私の場合は、この還付で23,859円が戻ってきました。大きいですよね。出産後は、いろんな手続きに追われて忘れがちですが、しっかり覚えておきましょう!

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この記事を書いた人

1980年代生まれのサラリーマンです。趣味は旅行と投資です。お金を節約することに命を燃やし、QOLを充実させるべく、日々活動しています。お得な情報を発信します!!

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