[2024年版]育休で賞与 社会保険料を免除！早見表あり！

今回の記事では、育休を取得することで、賞与の社会保険料を免除する方法について紹介します。育休を取る人なら必ず気になる内容だと思いますので、是非チェックしてみてください。

賞与(ボーナス) 社会保険料免除の条件

上図は、企業向けの資料なので「賞与を支払った」という記載になっています。賞与をもらう側(労働者)も同じルールです。特に気にせず、以下をお読みください。

上の図が賞与(ボーナス)の社会保険料の免除を説明した資料です。賞与(ボーナス)がもらえる月の「月末」を含む「一カ月を超える」「連続した休業」を取得することが条件です。簡単にまとめると、賞与(ボーナス)がもらえる月に1カ月の育休を取りましょうです。

賞与(ボーナス)の社会保険料取得では、「1カ月を超える暦日」という点がポイントになってきます。
数カ月間の育休を取得予定でその期間にボーナス月が含まれる人は、特に気にすることはありません。
ぎりぎり1カ月だけ育休を取得する人や、ボーナス月がギリギリ育休開始or終了の人は、以下の章をご覧下さい。

免除のための最短育休期間 月別早見表

あまり仕事を休めない人は、最短でいつからいつまでを育休にすれば、賞与(ボーナス)の社会保険料が免除になるかが気になりますよね。「1カ月を超える（暦日で判定）がよく分からない」という人向けに早見表を作成しました。
※ ちょっと変則的な箇所は赤字にしています。

暦の計算について(民法143条　2項より)

上記の早見表を参考にして頂ければいいですが、念のため法律上の暦について、記載しておきます。「本当にこれで1カ月を超えるに該当するのか？」と気になる人はご確認ください。

月の初日から起算

1カ月の満了日は、月の末日です。
例：3月1日を開始とする1カ月は、3月31日まで

月の途中から起算し、翌月に応当日がある

1カ月の満了日は、翌月の応当日の前日です。
例：2月7日を開始とする1カ月は、3月6日まで

月の途中から起算し、翌月に応当日がない

1カ月の満了日は、翌月の末日です。
例：1月31日を開始とする1カ月は、2月28日まで
　※閏年の場合は、2月29日まで

まとめ

今回の記事では、育休で賞与(ボーナス) 社会保険料免除を免除するための内容を書きました。早見表は是非ご活用ください。