今回の記事では例を挙げた上で、当サイトでの基本的な考え方についてお話しします。
例え話
ある日の話
A君、B君!2人にそれぞれ1,000円渡すから来週の土曜日までに「うまい棒」を買ってきてね!来週の土曜日に、買って来てくれた「うまい棒」を買い取るよ。どの味をいくらで買い取るかは、来週の土曜日になるまでわからないよ。
はーい。早く終わらせるために、コンビニで買っちゃおう。味は、”めんたいこ味”でいいかな。
確か、近所のスーパーは木曜日はポイント5倍dayだったな。1,000円をPayPayにチャージして、PayPayで買うとPayPayポイントも溜まるぞ。味は、最近発売された”キムチ味”にしよう。
来週の土曜日
A君、B君。「うまい棒」を買って来てくれてありがとう。今回は、”チーズ味”は1本20円で買い取るよ。”それ以外の味”は1本10円で買い取るよ。
なんで、”チーズ味”だけが高いの?
僕が買った”キムチ味”は新発売された味だよ!
近所の奥さんが、”チーズ味”が好きだからよ。理由はそれだけ。
投資で必要となる知識
上記の例え話から投資で必要な知識について、説明していきます。
銘柄選定
今回の例え話では、「うまい棒」を例に出しました。投資の世界では「銘柄」にあたります。「どの銘柄がより価値が上がるか。」は皆が考える内容ですよね。
「A社の銘柄は、同じ業界の他の銘柄と比較して割安だから買った方がいい。」、「株価が平均値よりも大きく乖離しているので売っておいた方がいい。」と言った話は、もちろんあると思います。ただ、どこまで分析しても「災害が起きた」「不祥事が発覚した」「大口の投資家が大量に売却した」と言ったことが起これば、予想に反した結果になります。
今回の例え話で言うと、B君は”新発売されたキムチ味”が値段が上がると思っていましたが、結局は”チーズ味”の値段が上がりました。そんなもんです。
どこまで分析しても絶対はありません。(絶対があるのなら、皆がその銘柄を買います。)
どの銘柄が良いかを調べるときに、様々な分析が手法があります。どういった分析手法があるかを勉強することは良いことだと思いますが、当サイトはそれが重要だとは考えていません。
「この銘柄がおすすめ」とか「今が買い時」と言った情報は、当サイトでは発信する予定はありません。人によって、投資スタンスは異なるので、「この銘柄を買う」と決めるのは最後は個人の責任だと思っています。
売買方法
例え話を見ると、B君は、スーパーで買ったり、PayPayを利用したりなどしてポイントをもらおうと努力していますね。A君とB君ではB君の方が得をしているように見えます。投資の世界でも同じような話があります。
例)Amazonの株を100株買う
購入方法1:円貨決済で購入する。
購入方法2:FXの現引きを利用して、米ドルを証券口座に準備し、外貨決済で購入する。
→購入方法2の方がお得に(手数料が少なく)購入することができます。
お得な売買方法で取引をすれば、別の取引方法よりも絶対にお得です。この絶対がポイントです。
当サイトでは、投資に関する記事を複数掲載しています。「この方法で売買した方がお得」という考え方を公開しています。”お得に売買する”は言い換えると、「投資効率を上げる」「より高い利回りを得る」に繋がります。
よくある会話
まだ投資を行ってなくて、これから始めようと思うんだ。
山田は投資について詳しいんでしょ。
そうだね。投資は結構してる方だと思うよ。
今、買い時の銘柄って何?
どの銘柄を買えば儲かるの?
(心の声)
そんな銘柄を知っていたら自分で購入するよ。
仮に俺が「ソフトバンクがおすすめ」って言ったら、本当に買うのか?
それで損したって、こっちは責任取れないしな・・・
普通、「投資信託から始めるべきか?」とか「自分の給料の何割を毎月投資に回すのか?」とか、そういうことを聞くだろ。
上記のような会話を見たことはありませんか?
田中さんは、
「投資について詳しい=儲かる銘柄を知っている」
と思っています。
山田さんは
「投資について詳しい=投資のやり方を知っている」
です。
“投資に詳しい”の理解は人それぞれですが、安易に人に「儲かる銘柄を教えて」と言う発言は控えた方がよさそうですね。
まとめ
色々書きましたが、ちょっと結論がブレてしまいましたね。投資をする上では、「どの銘柄がよいか」「どうやって売買するか」の大きく2種類の情報があると思います。前者を追い求めることも重要だとは思いますが、当サイトではその内容は取り扱う予定はありません。後者の情報を発信しています。
コメント