今回の記事では、「投資」についてビタロウの考えを書いてみようと思います。経済の専門家の人から見れば間違っていると言うこともあるかもしれませんが、ご容赦ください。
投資≠ギャンブル
まず、投資はギャンブルではないと言うことをお伝えします。金融教育の分野では、明確に定義が分けられています。以下の記事に「投資」「投機」「ギャンブル」の違いを記載していますので、ご覧ください。
企業や国は成長する
上記で貼った記事に「投資は、企業や国などの成長にお金を投じる行為」と書きました。この「企業や国は成長」と言う部分を理解することが重要です。ここについて、詳しく書いていこうと思います。
世界経済の成長率から考える
上のグラフは、世界のGDPの成長率をグラフにしたものです(ちょっと古い・・・)。GDPとは簡単に言うと、その国で生産される価値の総額です。
グラフを見ると2009年(リーマンショック後)のみマイナスで、それ以外の年は全てプラスです。つまり、世界はほぼ毎年成長していることになります。
数字だけ見てもしっくり来ないと思うので、例え話をしてみます。
「2000年に生産された車」と「2020年に生産された車」では、同じガソリンでも進める距離が異なります。これは技術が進化しているからです。今、あなたが2つの車を買おうとしたら、どちらの車が値段が高いと思いますか?もちろん、より長い距離を進める「2020年に生産された車」ですよね。
ビタロウは、「技術が進歩することによって、価値が上昇する」と考えています。昔に比べて、「洗濯時間が短くなった」とか「肥料が改良されて食物が育つようになった」とか、そういう部分が価値の上昇だよね!
株価から考える
では、まず株価を見てみます。
「トヨタ自動車」「日産自動車」「ANA」の直近30年の株価を調べました。
企業 | 株価の推移 |
トヨタ自動車 | 右肩上がり |
ANA | 右肩下がり |
日産自動車 | 上がったり下がったり |
各社で株価の推移はもちろんバラバラです。「株価は会社によって異なる。右肩上がりの会社の株を買えればいいけど、そうでないと損をする。」と考えるのが一般的です。
では、複数社の株を保有した場合はどうなるでしょうか?
日本はバブルがあったので、1990年以降に株価が大きく下落した後に、上昇傾向にあります。アメリカは右肩上がりで成長していますね。
個別企業で見れば、株価は予測しずらいですが、市場全体(企業の集合)で見れば、株価は上がると言えると思います。
企業同士が切磋琢磨して、より良い価値を作り出すので企業全体で見れば株価は上がると考えています!
言いたかったこと
ビタロウは、昔は「株価とか経済とかって、上がったり下がったりするもの」と思っていました。
購入したい企業の株価が右肩上がりになっていたら「今は株価が上がりすぎている。そのうち、株価は下がるからその時に購入しよう。」と思っていました。
よくよく考えてみると、国や企業は成長すると言うことに気づいたときに、「上がったり、下がったり」が正しいわけではなく、「個別に見れば上がるものもあれば、下がるものもあるけど、全体で見れば上がる」と理解するようになりました。
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