前回の記事では、物価高に備えて金を購入した話を記事にしました。今回はプラチナについて書いてみます。
プラチナ投資の目的
目的は金投資と同様に、値上がりと言うよりも、万が一、円の価値が下がり物価が上昇した時のための備えです。
また、万が一の時の資産であるため、購入したら自分で売却することはないと思っています。自分が死ぬときに、子供に渡すことを考えています。
現物 VS 金融商品(投資信託/ETF)
こちらも考え方は、金投資の時と同じです。「手数料」と「譲渡」の観点から現物が良いと判断しました。
どこで買うか
では、現物のプラチナを買うことにしました。プラチナというと以下の写真のようなプラチナ地金(じがね)を指すようです(インゴットとも呼ぶ)。
店頭価格
お店で売買するときのの金額を比較してみました。プラチナ1gの価格です。
会社名 | 購入 | 売却 | 購入-売却 |
日本マテリアル | 4,915円 | 4,740円 | 175円 |
田中貴金属 | 4,915円 | 4,740円 | 175円 |
三菱マテリアル | 4,915円 | 4,740円 | 175円 |
徳力本店 | 4,937円 | 4,762円 | 175円 |
面白い結果になりました。購入するときと売却するときの金額は異なりますが、同じ店で買って、同じ店で売るのであれば手数料は同じでした。
バーチャージ
日本にはたくさんの金を取引できる会社があるようです。その中で売買にかかる手数料は各社により異なるそうです。この時の、手数料をバーチャージと呼びます。
会社名 | 5g | 10g | 100g | 500g・1kg |
日本マテリアル | ー | ー | 無料 | 無料 |
田中貴金属 | 4,400円 | 4,400円 | 16,500円 | 無料 |
三菱マテリアル | ー | ー | ー | ー |
徳力本店 | 2,200円 | 4,400円 | 5,500円 | 無料 |
比較した結果、金同様に日本マテリアルが、手数料無料ですね。三菱マテリアルでは、プラチナの取り扱いがないのには驚きました。
何g買うか
金同様に、100gを購入します。理由は以下です。
贈与税がかからない
前述しましたが、子供に譲る時に、プラチナ地金の価値が110万円を超えていたら、贈与税がかかります。この記事を書いている2022年10月末では、100gで約50万円なので、110万円は超えていません。もちろん、将来 プラチナの価値が上がったときは110万円を超えるかもしれませんが、今のところ大丈夫そうです。(いつ子供に贈与したかは、本人達しかわからないか・・・)
※100g未満のサイズで買おうとすると手数料がかかってしまいます。
売却時の支払調書
店頭で売却する際に、200万円以上の値段になると支払調書というものがお店から税務署に行くそうです。売却した後に、税務署から「これはいつ入手したんですか?どれくらい儲かったですか?税金払ってください。」と子供が言われるのは気の毒ですよね。なので、売却時に200万円を超えなそうな100gを選びました。
上記についてですが、税金を払わないと言っているわけではありません。プラチナの売却では50万円以上の利益が出ないと納税は不要のようです。詳細は、田中貴金属のHPを御覧ください。
実際に買ってみた
金購入の時と同様に、日本マテリアルの店頭に行きました。在庫確認していなかったのですが、このときもたまたま在庫があり、その場でプラチナ地金を購入することができました。もし在庫がない場合は、その場で支払いを済ませ、後日取りに行く必要があります。
まとめ
今回は、金投資に引き続きプラチナ投資について記載しました。金とプラチナの違いですが、正直よくわかりません。強いて言うのであれば、2022年10月時点では、プラチナの方が値段が安いので、投資しやすいです。将来、金とプラチナで大きく値動きが変わるのであれば、分散投資という意味では両方買っておいた方がいいのかもしれません。プラチナを買ってみようかなと思う人は参考にしてください。
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