外国証券を円貨決済で売買しない方がいい2つの理由と対策

今回の記事は、これから外国証券を買ってみようかなと思っている人向けの内容です。外国株など購入するときに「円貨決済」か「外貨決済」を選ぶ必要があります。この時に、円貨決済を選ばないほうがいい理由とその対策を紹介します。

目次

円貨決済とは

外国株式などの外国証券を取引する際、決済方法で円を使って決済することを指します。図を見て考えましょう。

投資家が円貨決済で注文を行うと、証券会社が自動で両替してくれます。主に、外貨を持っていない人が利用する決済方法です。

もし、投資家が外貨を持っているのであれば、外貨決済を選択することができます。この時、証券会社では両替は発生しません。以下のイメージです。

円貨決済で売買しない方がいい2つの理由

私は、外国証券を売買する際、円貨決済は絶対選択しません。投資家にとって、だと考えているからです。理由を紹介します。

手数料が高い

円貨決済では、証券会社が両替してくれると書きました。この両替にかかる手数料が高いんですね。$1あたり、0.25円かかります。0.25円と思うと、そんなに高くないんじゃないかと思いますよね。ちょっと計算してみようと思います。

<シナリオ>
・100万円を出して、米国株式を購入。その後、購入した株式を全て売却。
・決済方法は、全て円貨決済。
・為替レートは、$1=145円
・保有期間の株式の価格は変わらず、配当金もない。

最初の円為替手数料(往復)売買手数料(往復)消費税(往復)最終的な円
1,000,000円3,431円5,800円580円990,189円

100万円分の外国株式を買って、売ってを行うと約99万円なので、既に1%負けたことになります。
(ちなみに国内株式の場合は、手数料と消費税がざっくり1,000円程度なので、0.1%負けです。)

為替の手数料で約0.34%取られるのは結構大きいですね。

タイミングが難しい

外国株式を買おうと思ったときは、だいたい「この銘柄の価格が上がりそう。」とか、「今、価格が下がっているから買い時」と考えていることが多いと思います。もし、円貨決済で売買を行うときは、対象銘柄の価格に加えて”円と他国通貨の為替レート“まで気にする必要があります。こういった場合、「銘柄の価格」と「為替レート」の両方の条件が良い時を探す必要があります。そんな絶好のタイミングはなかなか来ないでしょう。

このブログを書いている2022年10月は、米国株の値段は下がっています。円とドルでは、急激な円安になっています。私の友人は「今、米株を買いたいけど、円安だからなぁ。為替レートが悪いから買えないな。」と言っていました。
→せっかく「米国株を買いたい!」と思ったのに、為替レートの条件が悪く購入しませんでした。

対策

では、どうしたらよいかと言う話になります。
ずばり、「為替レートが良いときに、外国通貨を買っておく。」です。そうすれば、外貨決済で取引が可能です。

「米国株を買ってみようかな」と思った段階で、まずはドルの調達を考えます。円高のときや”これからさらに円安になる”と思ったときに、ドルを調達します。ドルを手元に保有した状態であれば、外貨決済にて米国株を買うことができます。

おすすめの外貨調達方法

じゃあ、どうやって外貨を調達するの?となるので、ここからはおすすめの外貨調達方法をご紹介します。私は、「SBI証券」「住信sbiネット銀行」を利用していますので、この会社をベースにご紹介します。

調達方法為替手数料
FXを使った外貨調達0.002円
住信SBIネット銀行で外貨調達0.06円
(参考)円貨決済0.25円
1米ドルあたりの為替手数料

FXを使った外貨調達

SBI証券のFXを利用して、外貨調達を行います。FXであれば、為替手数料は$1あたり0.002円です。先ほど紹介した円貨決済の125分の1です。

FXを使った外貨調達では、円を使ってドルを買った後に、現引きという手続きを踏む必要があります。こちらについては、以下の記事で紹介します。

★記事作成中

住信SBIネット銀行で外貨調達

「FXはよくわからないし、ちょっと怖いな」という人は、住信SBIネット銀行を利用することをお勧めします。住信SBIネット銀行上で、外貨調達をします。為替手数料は$1あたり0.06円です。(詳細はこちら)
先ほど紹介した円貨決済の約4分の1です。
住信SBIネット銀行で外貨調達後は、SBI証券の口座に外貨入金を行います。この時、入金元の口座を住信SBIネット銀行の外貨口座を指定するイメージです。

フローはこんな感じです。

  1. 住信SBIネット銀行で為替両替(円→ドル) ※手順はこちら
  2. SBI証券から住信SBIネット銀行の外貨口座を指定して外貨入金  ※手順はこちら

まとめ

今回の記事では、外国証券を売買する際に、円貨決済ではなく、外貨決済を利用した方がお得という内容をご紹介いたしました。同じ取引をするなら少しでも手数料が安い方がいいですよね。外貨を常に調達しておくと外国証券の売買がより自由にできますね。是非、試してみてください。

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この記事を書いた人

1980年代生まれのサラリーマンです。趣味は旅行と投資です。お金を節約することに命を燃やし、QOLを充実させるべく、日々活動しています。お得な情報を発信します!!

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